第32回萩原朔太郎賞受賞者展
期間 | 2025年06月07日(土) ~ 2025年09月21日(日) |
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時間 | 9時〜17時(入館は30分前まで) |
会場 | 2F企画展示室 |
観覧料 | 一般700円 ※朔太郎展示室もご覧になれます。高校生以下、障害者手帳をお持ちの方と介助者1名無料 |
内容 | 第32回萩原朔太郎賞を受賞した最果タヒにかかる展示。 素顔も経歴も出身地も明かさずスマホで詩を書く最果タヒ。詩人という枠を超え、小説やエッセイ、翻訳など多彩な才能を発揮しています。映画から広告、音楽、アートまで縦横無尽にジャンルを横断し、あらゆる場所で詩の可能性を開花させてきました。近年は美術館やホテル、プラネタリウムでの発表など、その活躍は本やインターネット上に留まりません。 本展では、受賞作『恋と誤解された夕焼け』や書き下ろしの新作を含む詩のインスタレーションで空間を埋め尽くします。展示構成やデザインを手掛けるのは、最果タヒの書籍の装幀を始め様々な企画を協働してきた佐々木俊。 「詩は読み手の中で完成し、その人だけの作品になるのだと思う」と語る最果タヒは、展覧会では特定のメッセージを届けるというよりも訪れた人が各々の経験や感情を通して、自由に詩を受け取って欲しいと願っています。この夏、未踏の表現を追い求める詩人の言葉に身をゆだね、未知なる自分と出会って下さい。 |
備考 | プロフィル ●最果タヒ Tahi Saihate 詩人。2004年よりインターネット上で詩作を始め、2006年に第44回現代詩手帖賞受賞。2008年、第1詩集『グッドモーニング』で第13回中原中也賞受賞。2015年、第3詩集『死んでしまう系のぼくらに』で第33回現代詩花椿賞受賞。2017年、第4詩集『夜空はいつでも最高密度の青空だ』が石井裕也監督により映画化。2024年、第12詩集『恋と誤解された夕焼け』で第32回萩原朔太郎賞受賞。エッセイ集『きみの言い訳は最高の芸術』、小説『十代に共感する奴はみんな嘘つき』など著書多数。2018年、太田市美術館図書館の企画展に参加。2019年は横浜美術館で初の個展を開催。著名アーティストへの作詞提供ほか、ホテルとのコラボ企画「詩のホテル」や詩とプラネタリウムを融合した作品発表など活動の場は幅広い。 関連イベント情報 ❶オープニングイベント 「高校生による朗読会-好きだと思う瞬間、流れ星になる。」 最果タヒの詩を高校生が朗読、群読します 日時 6月7日(土)14時~ 予約不要 出演 前橋高校演劇部、前橋東高校放送部、市立高校演劇部、共愛学園高校放送委員会 会場 1階ロビー ❷担当学芸員によるギャラリーガイド 日時 7月12日(土)15時~ 予約不要 会場 前橋文学館2階企画展示室 ❸朗読会「愛を囁くのは世界の方で、私たちはそれを二人で聞いている。」 俳優の青柳いづみが最果タヒの詩の世界観を声で表現します 日時 8月24日(日)14時~ 出演 青柳いづみ(俳優) 劇団「マームとジプシー」の舞台などで活躍中。最果タヒ「詩のレコード」「詩のプラネタリウム」で朗読を担当 会場 3階ホール 定員 先着80人 申込 7月5日午前9時より ❹朗読会「『恋と誤解された夕焼け』全43篇イッキ読み‼」 萩原朔美特別館長や一般の皆さんが受賞作全43篇を読みます 日時 9月21日(日)14時~ 出演 萩原朔美(前橋文学館特別館長)、市民の皆さん 会場 3階ホール 定員 先着80人 申込 8月9日午前9時より ご予約先 TEL:027-235-8011 イベントの③、④は事前予約制となります。参加費は無料。 ※ただし、当日有効の展示観覧券をお持ちください。展示観覧券:700円(高校生以下無料) ※小学生以下は16歳以上の保護者同伴(要展示観覧券)でご入館をお願いいたします。 |
フライヤーPDF | 第32回萩原朔太郎賞受賞者展フライヤーPDF |