「平井晩村生誕140年記念展 孤独と神聖のブリコラージュ」を開催します
2024年05月09日
2024年6月22日(土)から2025年1月12日(日)の期間、「平井晩村生誕140年記念展 孤独と神聖のブリコラージュ」を開催します。
1884(明治17)年に前橋に生まれた平井晩村は、報知新聞社に勤務する一方、詩、俳句、短歌、紀行文、歴史小説など多岐にわたる作品を雑誌に発表し、多彩な文筆家として活躍しましたが、1919(大正8)年9月2日に35歳という若さでこの世を去りました。詩集に『野葡萄』『麦笛』があり、『野葡萄』には夏目漱石も序文を寄せています。
また「草津節」の原形や、母校・前橋中学校(現・群馬県立前橋高等学校)の校歌を作詞するなど、その業績は今日まで息づいています。
本展ではその足跡を紹介します。
前期テーマ:フォークとフォークロアの間
後期テーマ:ヒーローズ・ジャーニー
くわしくはこちらからご確認ください。
【関連イベント】
■Pippoのポエトリーカフェ 平井晩村篇
近代詩伝道師Pippoさんによる双方向コミュニケーション型読書会
[日時]7月13日(土)14時~16時30分
[会場]前橋文学館3階ホール
[対象]先着20人
[参加費]無料
[申込]随時 以下のPippoさんメールアドレスへ直接
✉tintiro.ivent@gmail.com
※申込記載事項:「ポエトリーカフェ:平井晩村篇参加希望」と題して、・氏名・住所・メールアドレスを明記のうえお申込みください。
[講師]Pippo (ぴっぽ)
1974年東京生まれ 近代詩伝道師・著述業。短大専攻科卒後、詩書出版社・思潮社に入社。編集部時は多くの詩書編纂に携わる。2008年より、朗読及び詩の伝道活動、2009年より、詩の読書会「ポエトリーカフェ」を開始し、ことし15年目を迎える。著書『心に太陽を くちびるに詩を』、インタビュー集『一篇の詩に出会った話』、編著に『人間に生れてしまったけれど 新美南吉の詩を歩く』など。
Pippo氏のブログからもお申込みいただけます。
http://blog.livedoor.jp/pipponpippon/archives/52183831.html
[ポエトリーカフェとは]
2009年秋より「入りやすい、詩の入口を作ろう!」との思いでスタートした《気さくな詩の学び場》です。ポエカフェ本編に入る前にミニ自己紹介を設け、Pippoが詩人の生涯を紹介しながら、ご参加の方々に作品を朗読いただき、自由に感想をのべてもらい、語らったり、自然に詩や詩人と親しめる流れをつくっています。
[資料]年譜・テキスト(Pippo作成)
お申込受付後、ポエトリーカフェで使用する平井晩村の【年譜】と、作品【テキスト】(詩歌・少年小説・紀行文等から代表作を収録)を、6月半ば頃に、メール(紙のテキストをご希望の方は郵送にて)ご送付いたします。