【見よ、友情の翼、高く飛べるを 啄木鳥探偵処展】ごあいさつ

2022年10月15日

原作があって、それをもとにして映画化、漫画化、アニメ化する場合、いかに原作を生かしつつ、原作を越えるかという難しい作業になるだろう。相手を生かし、かつまた自分を生かす仕事。

 アニメ「啄木鳥探偵處」には、多分そのような難事業が幾つも折り重なっている。実在した人物を作家が翻訳、その翻訳を映像に翻訳、役者は声に翻訳する。そんな幾つもの翻訳を通過したものがテレビで放映されたのだ。朔太郎の変容は、この翻訳という表現によるイメージの答えである。

 だから、今回の展示は言わば折り重なった翻訳という表現がどのような光りを放ったかを楽しむことが、テーマではないだろうか。

 企画実現に際して多くの方々に御協力していただいた。感謝申し上げたい。ありがとうございました。楽しんでいただけたら幸いです。

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