館長の言葉25

2019年12月27日

 文学館の役割は、文学館を無くすことだ。家が文学館、学校が文学館、公園が文学館、役所が文学館になればいいのだ。文字列表現を探究し、人と人、人と社会との関係を豊かにするあらゆる表現を後押しする。街が大きな文学館になればいいのだ。文学館は建物ではない。プロジェクトの名前である。ソーシャルデザイナーの集団。それが、前橋文学館の目指す場所である。

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