館長の言葉24

2019年08月05日

 今、サナギから蝶に変わろうとしている。それが前橋文学館だ。美しい羽根を生やした想像力が、力強いエンジンとなって、裾野に広がる街の上を滑空するのだ。
 ルナパークも、臨江閣も、市役所も、アーツ前橋も、市民文化会館も、コンベンションセンターも、駅も、スーパーも、商店街も、みんな飛びたいと思っている。文学館もずっと飛ぶことを願っていた。変わることは出来る。出来ないと言う思い込みを捨てればいい。「鳥よりも高く飛ぶのは想像力」なのだ。誰もが前橋という名の劇場では、主役を演じることができるのだ。

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