館長の言葉22

2019年04月12日

お花見の魅力。それは、もちろん櫻は散るからだ。咲き誇るときが終りを内包している。それが美しいのだ。人を最も魅了する鑑賞は、死のメタファーである。
だから、あらゆる表現のテーマは死なのだ。前橋文学館が、人の心を打つ死を展開すれば、美しい前橋文学館が生きたことになるのである。

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