『月に吠える』詩篇 人気ランキングの結果発表です!(2)

2017年08月14日

 引き続き、「『月に吠える』詩篇 人気ランキング」に届いたコメントの一部をご紹介します。

 

 

・挿画の田中恭吉の作品にも投票したかったです!

 

・朔太郎の詩は声に出して読んでみると、詩ひとつひとつの趣が強く伝わってくるように思います。

「月に吠える」の世界観は読者、詩を詠む人それぞれの心にも強いメッセージを伝え続けていると思います。

 

・(「五月の貴公子」について)詩もさることながら、題名が5月の季節感と「貴公子」という語感がぴったり。

 

・昨年、愛蔵版の『月に吠える』を購入しました。朔太郎ワールド全開の詩集だと思っています。

 

・我が子の名前は朔太郎。縁あって親戚から「ありあけ」の一節の短冊をいただき、家宝にしています。「さみしい道路の方で吠える犬だよ」・・・朔の字には月が入っていますが、お月さまに特別な思いを抱くようになりました。

 

・「くさつた蛤」に出会い大変感動しました。太陽が落ち、辺りが暗くなり始め、ゆっくりと引いたり押し寄せたりする波の音が聞こえてくる静かで、重く、爽やかな海が見えました。そんな寂しくも情緒ある浜辺の中で、ぽつんと、世から切り離され疲れてしまった蛤が『青ざめた海岸に坐つてゐて、』『ちら、ちら、ちら、ちらとくさつた息をする』さまに、萩原朔太郎は自己投影して自分を見つめていたのだろうかと思いました。今まで読んできた中で1番好きな詩です。

 

・「草の茎」が好きです。朔太郎さんの本当の心みたいな気がする。現実にはいろいろあるし、周りからいろいろ言われても、すごく美しい天国の世界に、朔太郎さんの心が守られている感じがして、すごく安心できるんですよね・・・これからどんなことがあっても心は絶対大丈夫なんだって思える。だからとにかくこれが一番好き。

 

・高校の時現国の授業後でやった「竹」が好きです。地下に拡がる根の部分が描かれているのがいい。自分が年をとった分、より深く感じられるような気がします。

 

・天景の「しずかにきしれ四輪馬車」の口に出すのも軽やかな感じが堪らなく好きです。

 

・「くさった蛤」は、私が詩集月に吠えるを読み進めるうち、初めて笑った詩です。最後の人間くさい描写が、急にはまぐりを滑稽なものに感じさせて、愛着をもつような気持ちでふふっと笑ってしまいました。月に吠えるの中でも読んでいるうちに情景や色が浮かんでくる詩の一つでした。このあとまた、夜が明けたらはまぐりは舌をベロベロやって日が沈むのを待つのかしら…と、空想させてくれる楽しい詩だと思いました。

 

 

 作品への深い造詣を感じさせる鋭い考察から思わずあたたかい気持ちになるエピソード、詩集との出会いや詩に受けた印象など、幅広いコメントをお寄せ頂きました。たくさんのご応募、ありがとうございました!

 

「夜の花」(復刻『月に吠える』カバー画)a

 /ありがとうございました!\

 

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